1-1良い人生とは?
人生について書くには、
良い人生とはどんな人生を指すのかについて、まず書く必要がありますよね。
で、僕がどんな人生を良い人生だと考えてるかについてですが、
僕は『人生の良し悪しはどんな感情を抱きながら過ごすかで決まる』と思ってます。
つまり、朝起きて、夜寝るまでの間(寝てる間も完全に無関係ではないですが)
どんな気持ちで過ごすかが人生の良し悪しを決める全てだと思ってます。
割と一般的な考え方では
社会的地位やお金、人から愛されたり感謝されたりとかって要素が重用とされがちですが、
僕の考え方ではそれらを個別で評価しません、
全部ひっくるめて、どんな感情を抱いて生きているか。
勿論、社会的地位が高かったり、十分なお金を持っていれば楽しく時間が過ごせる事が多いでしょう。
また、人から愛されていたり感謝されていれば素晴らしい時間を過ごせるでしょうが
原因についてはあまり考える必要を僕は感じません。
楽しい時間を過ごせてるという結果さえあれば良い人生で、そうじゃないのなら悪い人生。
より具体的な話をしましょう。
例えば、社会的に大成功して大金持ちになったAさんがいたとします。
Aさんは朝起きたらすぐ仕事の事を考え、自分の部下たちに指示を出し、上手くいかない事があれば激高します。
また経営判断を誤れば、その責任も自分にのしかかってくるのでストレスやプレッシャーも相当です。
でも、長時間の仕事を終え、プライベートな時間になればお金は使いたい放題、高級車に乗って、高級レストランで食事、勿論、誰もがうらやむような見た目の恋人と共に。
こんな毎日をおくってるAさんの人生の良し悪しを判断するには
Aさんがどんな感情を抱いて時間を過ごしたかについてだけ考えれば良いと僕は思ってます。
つまり、経営者かどうかは考慮する必要はありません。難しい判断を毎日求められてる事も、高級車に乗ってる事も高級料理を口にしてる事も美女と素敵な夜を過ごしてる事も。
ただAさんがどんな感情を抱きながら生きたか、それが全てです。
勿論、きっとAさんは素晴らしい感情を抱きながら日々を過ごしてるでしょう。
そういう意味ではAさんの人生は素晴らしい。
でも、Aさんとそれほど変わらない立場のはずなのに常に誰かに対して怒ってるBさんがいたとします。
AさんとBさんは会社の規模、収入、見た目など客観的な要素はほとんど変わりません。
ただBさんは常に何かに怒って時間を過ごしてます。
僕はこんなBさんの人生が素晴らしいとは全く思いません。
こんな人生なら一般的に評価される要素がない人生でも
楽しい感情と共に過ごせる人生の方が圧倒的に価値があると考えています。
僕の基準では人生の良し悪しの全てはどんな感情を抱いて過ごしたかで決まります。